
これまで、情報処理といえば、いかに対象をデジタル化して扱うかが課題でした。一方、デクワスが注目するのは、あなたと何かの間の関係です。さらには、あなたとあなた以外の人との関係、あなたと関係のある何かと関係する別な何かとの関係です。 たとえば、先ほどの本の話であれば、従来の方法では、その本の内容を要約して面白さを解析しようとするかもしれません(事前に登録されたキーワードの含有率を算出したり、自然言語解析技術で文章の難易度を測定するなど)。しかし、デクワスでは、それを読んでいる人が他にどんな本を読んでいて、それを読んでいる人は他にどういう人と同じ本を読んでいて・・という点から、あなたにとっての面白さを分析します。
そう、世の中のありとあらゆる“関係”に注目するのです。

このような、あなたの行動履歴から紡ぎ出される関係は、Webが生まれる前は見過ごされてきました。それを観測し、記録する手段がなかったからです。一方、現在では、Webサーバのアクセスログ、商品のオーダーデータはもちろん、SNSでのコミュニケーションによる足あとなど、さまざまな行動履歴が蓄積されています。
はたして、そのような行動履歴を集めて意味があるのかとお考えですか?考えてみてください。一昔前は送られてくるメールなどの中身が重要であったのに、今では自分のサイトに残される足あとやレスポンスのタイミングさえも気になるはずです。そして、どんなに些細な行動のかけらだろうと、ユーザであるあなたが一貫した人格を持っている限り、そのときの直感や気持ちが行動履歴として反映されているはずです。





